本格的にランニングを始めるとき、ある疑問が自然と発生します。それは、室内でトレッドミルも使用するのか、あるいは、外のジョギングのみにしぼるべきか?です。この質問に答えるために、両者の長所と短所をそれぞれ見ていきましょう。

屋外ランニングの長所

体が多様な地形に慣れるため、外で走ることは純粋にレースの準備練習となります。風の抵抗や様々な天候条件に対応できるようになり、特に郊外を走ると総合的にとても健康に有益です。外の新鮮な空気が心臓や肺に大きな利益となるだけでなく、骨密度が上昇するため骨にも良く、より多くのカロリーを消費することにもなります。加えて外の景色の中で走るのは刺激的でより楽しいものです。

屋外ランニングの短所

屋外ランニングは、困難な要素に立ち向かうことも必要とします。雪や雨が降るなかでのランニングは、怪我をする原因になり得ますし、ほかにも、体を保護するランニングウェアの購入、交通や歩行者への配慮、また夜遅くのランニングは危険を伴うかもしれません。

様々な形態の地面を走ることで、怪我をする場合もあります。走る場所を変えたとき、とりわけ平らで滑らかな地面で走ることにだけ慣れてしまっていた場合は、特に関節をひどく痛めてしまうかもしれません。怪我を防ぐには、定期的にストレッチを行ってください。まずガイドに従ってストレッチを始め、筋肉を良い状態に保つようベストを尽くしましょう。

室内ランニングの長所

言うまでもなく、室内であれば、天候や時間を気にする必要がありません。自宅にトレッドミルがある人は、夜中でもランニングをすることが可能です(最近ではお手軽な価格で購入できます)。また、走る速度や傾斜度を常に正確に調整して観察することができるため、上達具合を記録したうえで、はっきりとした到達目標を立てることができます。

室内ランニングの短所

トレッドミルは、多様なプログラム設定ができますが、ただ一定の場所で景色の変化もなく走り続けるので、とても単調なランニングになります。その結果、外でのランニングより、ずっと退屈だったり、やりにくいと感じたりするかもしれません。つまずいたりスピードについていけなかったりすれば、怪我をする可能性もあります。また、トレッドミルでは、方向転換や下り坂の練習ができないので、トレーニングの重要な部分が欠けてしまうことにもなります。

まとめ

結論としては、室内ランニングと屋外ランニングを組み合わせる方法が良いかもしれません。ペースを適切に調整して、持久力とスピード、そして精神的な強さを鍛えることに集中してください。皆さんの目標達成を祈っています!